
こんにちは。Shinです。
以前,こちらの記事でマジシャンの間で一般的に使われているトランプをご紹介しました。
「BICYCLE(バイシクル,バイスクル)」「Tally-ho(タリホー)」「bee(ビー)」と,どれも非常に有名なものばかりで,トランプに興味がある人にとっては少し物足りなかったかもしれません。
そこで今回は,トランプ紹介第二弾と称してもっとマニアックなトランプをご紹介していこうと思います。
マニアックとは言っても,マジシャンの中ではかなり有名なものを集めたので,品質などを心配する必要はありません。
私の個人的な感想にはなってしまいますが,トランプのデザインだけでなく,紙の質や硬さなどの特徴も評価していこうと思います。
それではさっそくトランプ紹介第二弾を始めます!
宇宙をモチーフにしたトランプ「ORBIT」
こちらはORBIT(オービット)というトランプです。
背面のデザインには,宇宙とその中を飛ぶ宇宙船,そしてジョーカーには自転車に乗った宇宙飛行士など,カッコよさとユーモアを兼ね備えたデックと言えます。
個人的な感想にはなりますが,いくつかの項目ごとに指数化していきたいと思います。
「デザイン性」「硬さ」「滑りやすさ」「裁断面」「コストパフォーマンス」という5項目で評価してみたいと思います。
評価基準として,コストコやドン・キホーテで購入することのできる安価な通常BICYCLEを以下のように設定しておきます。
BICYCLE
デザイン性 :★★★☆☆
硬さ :3(柔らかい 1↔5 硬い)
滑りやすさ :★★★☆☆(サラサラ系)
裁断面 :★★☆☆☆
コスパ :★★★☆☆
※星は5点満点,☆は空欄★は有効として評価しています。硬さという好みに依存しやすい基準や,星だけでは伝えられない部分については補足しています。
こちらを基準に各トランプの評価をしていきたいと思います。
ORBIT
デザイン性 :★★★★★
硬さ :2(柔らかい 1↔5 硬い)
滑りやすさ :★★★★☆(サラサラ系)
裁断面 :★★★★☆
コスパ :★★★★☆(購入当時の1,000円基準)
こちらはかなりおススメのトランプなので,いきなりの高得点となってしまいました。
ですが,ご紹介するために調べていたところ,残念ながらこちらのバージョンを販売しているところは見つかりませんでした。
私の購入した当時は1,000円程度だったと記憶しておりますが,オークションでは2,000円以上で見つかるケースもあります。
さらに新しいバージョンであればいくつか購入できるお店はあったので,気になった方はぜひ調べてみて下さい。
安さが売りの台湾製トランプ「EMPIRE KEEPER」
こちらはEMPIRE KEEPER(エンパイア・キーパー)というトランプです。
台湾製のトランプで,価格は300~400円程度で買うことができ,お店によっては200円代で販売していることもあります。
ただし,その安さゆえに人気のトランプとなっており,売り切れていることが多いので手に入りにくいかもしれません。
さっそく私なりの評価をしてみたいと思います。
EMPIRE KEEPER
デザイン性 :★★☆☆☆
硬さ :3(柔らかい 1↔5 硬い)
滑りやすさ :★★★☆☆(ぬるぬる系)
裁断面 :★★★☆☆
コスパ :★★★★☆(購入時の315円基準)
デザイン性はトランプの箱のデザインや背面のデザインなどはBICYCLEに似せた作りとなっており,ジョーカーは遊び心が減ってしまっていると感じたためにこちらの評価となっています。
中国系のデザインが好きな方はもっと高評価かもしれません。
滑りやすさの箇所に「ぬるぬる系」と記載しましたが,こちらは台湾製トランプによくみられる特徴です。
実際に触らないと伝わりづらいかもしれませんが,BICYCLEなどとは異なるぬめっとした質感になっているため,好みが分かれます。
正規価格で買える機会があれば,購入してみても良いかも知れません。
異質なスタイリッシュトランプ「PLAY FAIR」
こちらはPLAY FAIR(プレイフェア)というトランプです。
PLAY FAIRという名前のトランプ専門ショップがあり,そちらから出ているトランプです。
世の中には数多くのトランプが販売されていますが,正直なところ,似たような品質のものも多くデザインだけで選ぶこともあります。
そのような中で,ひと際異質の特徴を持つのがこちらのデックです。
PLAY FAIR
デザイン性 :★★★★☆
硬さ :5(柔らかい 1↔5 硬い)
滑りやすさ :★★☆☆☆(サラサラ系?)
裁断面 :★★★★★
コスパ :★★★☆☆(正規価格800円)
上に載せている画像では,緑色のバックデザインに合わせて絵札も緑がかっているという芸の細かさがあり,ジョーカーもシンプルで使いやすいデザインとなっています。
かなり硬い部類に入ると思いますが,フラリッシュをする方にはふにゃふにゃしないのでやりやすいと思います。逆に,スプリングなどはしづらいかも知れません。
BICYCLEなどの使い慣れたトランプに比べてエンボス加工(カードの表面に施されている細かい突起の加工のこと)が薄く,そのために滑りやすさは弱いように感じられます。
裁断は非常に丁寧で刺さる感じは全くなかったと思います。
コストパフォーマンスに関しては意見が分かれると思います。というのも,私は手汗が多い方で,PLAY FAIRを使っているとかなり早い段階で滑りが悪くなってしまう印象がありました。
しかし,逆にどれだけ使っても劣化しないという感想を持っている方もおり,個人差があるので,一度1つか2つだけ購入して試してみるのが良いかと思います。
【トランプ紹介第二弾】まとめ
いかがだったでしょうか。気になったトランプはありましたか。
まだまだトランプ紹介は続けていくと思いますので,ぜひご参考にしてください。
また,ORBITのように人気のトランプは絶版後にかなりの高値で取引されることがあるので,転売目的で購入する方もいます。
有名どころでは,「Jerry’s Nugget」や「fontaine」などは数万円で取引されることもあります。
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